(夢)

水没している。自分はどうやら水棲生物なのか呼吸は苦しくなく、陸に上がる方が辛いと感じている。巨大ウォータースライダーに並んで(その間も水に浸かったままである)、上水道管かというほど水がたっぷり流れている中を滑り、暗転
瓦のある白い壁に覆われた草原にいる。あたりは霧雨で煙り、草はしっとりと濡れている。そこに先にいただろう友人が何か言う。嘲りの言葉だったと思うが覚えていない。彼女の視線を背に受けて歩く。

スーパーで3玉98円のうどんが欲しいのに3玉138円のものが最安値だった。熱帯雨林のように背が高く密集している商品棚を抜けてレジ前に来る。前に住んでいた場所最寄りのスーパーに似ているな、ということと、ここには既に来たことがあるということを思った。