宗教と握手している宗教のてのひらのべたべたのあめだま

一日中頭が痛いか悪いかしていて半分寝込んでいた。先月半ばに買った24粒入りの頭痛薬がもう半分減っていて、去年11粒入りの違う鎮痛剤をほぼ1年かけて消費したのはなんだっただろうと思っている。動くのに不快というだけで頓服薬を飲んでもいいものか判断に迷う。低気圧で頭が痛いなら低気圧がどこかに行ってくれなければ収まらないし、1日3回までの切り札なのに全く効かないと不安になる。
嘘をついて辻褄合わせの行動をしているうちに本当のことにしてしまって、どれがまだ嘘のままなのかわからなくなっている。全部嘘であれ。

たまに思い出すフレーズがいくつかあって、笹井宏之さんのこの短歌もその中のひとつだ。べたべたのあめだまがそこらにくっついている毎日だ。