SHINE LIKE A BILLON SUNS

ブックオフタワレコPhoenixのWolfgang amadeusとAviciiのTRUEとAt the Drive-inのRelationship of Commandあたりを探しに行ったのだけど、置いていないか変に安売りされていてiTunes Storeでの値段と比べてしまってどれも買わなかった。ボーナストラックやその他特典がついていない日本盤なんて選択肢がそれしかない限り絶対買わないと思う。でも、先月末からぼんやりとタワレコに行きたかったからなんとなく手ぶらで帰りたくなくて邦楽の棚をうろついていたらBOOM BOOM SATELLITESの新譜が目に入った。A HUNDRED SUNSを試聴した時はいまいちぴんとこなかった(「川島さん! 川島さんが動いている! 歌っている!」と思うだけで精一杯だったかもしれない)が、初回限定生産盤の「スコア付き」の売り文句にどうしても抗えず購入。
艦これをしながら1周聞いただけだが、あまりのかっこよさに少し息が止まった。ブンブンの代表曲と言ったら『Kick It Out』が一番に挙がるだろうが、そういった熱のあるかっこよさではなく、触ったら体温を容赦なく奪っていく鉄のようなかっこよさだった。このアルバムの中で一番人間的な体温のある曲が4曲目のA HUNDRED SUNSなのだが、1〜3曲目の冷たさがそれをもりたてている。PVが夜明けに撮られたように見えるのも曲の暖かみと、ブンブンが文字通り息を吹き返したことを強調しているように思う。後半の曲はテクノバンドらしくライブで踊れる曲たち。後半の曲や定番曲で踊りたいのもあるが、COMPLICATEDが生ではどう化けるかが気になるからライブに行きたい。前回ライブに行った時は後ろので荷物抱えた状態でできる限りのゆらゆらをしていたのだが、それでも周りより若干激しめではあったから、ちゃんと踊りたいなら(当たり前だが)余分な荷物はクロークに押し込めて最前列付近に行かなければ。次のライブも前回のように撮影可能なら楽しいのだけど、どうなることやら。
「スコア付き」のスコアだが、CDにA3変形版くらいの大きさの、アートワークと同じような花の写真のポスターがついていてその裏面に折り目に沿って印刷されていた。吹奏楽のスコアみたいだ。予想通りシンセサイザーの欄がたくさんあったので再現して演奏するのはなかなか大変そうだ。Aviciiの曲のコード進行検索した時にも思ったが、ボーカルが前面に押し出されているEDM系統の曲のコード進行はとても単純だ。こういう進行見ると弾き語りしたくてたまらなくなるのだが、アコギ1本で弾き語りして曲として仕上げるためにはちょっとは頭使わないといけないな。

YouTube開いたらおすすめ欄にTwo Door Cinema Clubがあって、どこかで見覚えのあるバンド名、と思ってBeaconを頭から聞いてみたが、すごく邦楽ロックくさい。Somedayのイントロは歌謡曲かと思った。洋楽だとここでオク上コーラス入りそう、って場所でコーラスなしだったり、ギターが絶妙にテクくてリズムギターでもコード弾いてるだけって曲がなかったりとか。私の聞いてる洋楽が偏っているからそう聞こえるだけかもしれない。
今はTTNGのAnimalsを聞いているが、これもなかなか……。ChinchillaとElkが好きです。